食卓に並んだ料理の色を数えてみましょう。
虹のように7色そろっていますか?
おおよその栄養バランスは色でチェックできるのです。

色で分かる食材の栄養素、カラフルな野菜の色素は健康成分

最近はビタミンやミネラルなどをサプリメントから取っている人も多いと聞きます。
確かに便利ですが、やはり栄養素は普段の食事から摂るのが一番です。
食卓に並ぶ料理の栄養バランスが気になる時は、料理の色に注目してみましょう。

野菜や果物の彩りは天然の色素「カロテノイド」によるもの。
例えばトマトやスイカの赤は「リコピン」、カボチャやニンジンは「β-カロテン」、ホウレン草などの青菜には「ルテイン」というカロテノイドが含まれています。

カロテノイドは酸化を防ぐ作用があるので、老化防止に一役買ってくれます。

リコピンの抗酸化力は、同じく抗酸化作用があるビタミンEの約100倍。
メラニンの生成を促進する活性酸素を除去してシミを予防し、老化を防いでくれます。

β-カロテンはビタミンAの一種で、体の中に入るとビタミンAに変化します。
ビタミンAは粘膜の機能にかかわり、細菌やウイルの侵入を防ぎ、風邪の予防に効果を発揮します。

また、最近では、高脂血症や動脈硬化を改善することも分かってきました。
このβ-カロテンは緑黄色野菜に多く含まれています。

ルテインは体内では目の水晶体や黄斑部に多く存在しています。
このルテインが減少すると、視力の低下や、眼病になる恐れがあります。

がん予防にはブロッコリーを、フィトケミカルを取り入れる

緑色の野菜はいずれも健康にいいですが、中でもブロッコリーがおすすめです。

ブロッコリーは、野菜の栄養素として最近注目を集めている「フィトケミカル(植物特有の化学成分)」を豊富に含んでいます。

フィトケミカルは自然に数千種類も存在しているといわれており、体の酸化を防ぐ抗酸化作用、がん細胞を増やさないようにする抗腫瘍作用などがあります。

ブロッコリーはこのフィトケミカルを、なんと200種類以上含んでいるのです。
発がん性物質を抑える「イソチオシアネート」というフィトケミカルの他、潰瘍を防ぐ「ビタミンU」やインスリンの働きを助ける「クロム」を含み、また食物繊維などが豊富なので、動脈硬化や便秘の改善にも働きかけくれます
ブロッコリーは茎にもビタミンや食物繊維が多いので、茎ごと食べるようにするといいでしょう。

食卓には料理でカラフルな虹をかけよう

色とりどりの野菜に、さまざまな栄養素があることがお分かりいただけたでしょうか。
赤、黄、緑の他にも、ダイコンやネギは白、ナスは紫ですし、ゴボウは茶色、ゴマの黒など軽く7色はあります。

野菜の他にも果物なども色とりどりですね。
例えば赤ならイチゴやスイカ、リンゴ、黄はパイナップルやマンゴー、白は梨や桃、紫はアサイーやブルベリーなどなどバリエーションが豊富。

肉や魚も同じです。
肉は部位によって脂肪分によって脂肪の少ない赤身と、白い脂身があります。
魚には赤身魚と白身魚ありますね。

食卓に料理が並ぶとき、虹のように7色反ろうかどうか確認して、栄養バランスを整えるヒントにしましょう。